●なぜ感情のまま願ったら、運命の彼との出会いは遠ざかるのか?
こんにちは!福岡の占いラポールの野田です。
この記事は、間違った使い方のなっている「引き寄せの法則」と恋愛の話です。
今の感情のままに、運命の彼との出会いを望んでも、ほとんどの人は上手くいきません。
必ず出会えないということではありません。けれどずいぶん遠回りをしそうです。
僕のところに鑑定にくる方の多くはこのパターンです。
「引き寄せの法則だからこそ、遠回りじゃなく、いち早く彼と出会うんじゃないの?」と思いますよね?
でも残念ながら、今の願い方のままでは、理想の引き寄せは起きないのです。
引き寄せの法則を使っているはずなのに、なぜ彼は現れない?
引き寄せの法則はスピリチュアル好きの間では、ごく普通に使われている言葉です。
しかし、本当の意味で理解できている人は少ないと思います。
難しく考える必要はありません。
例えば、同じ雰囲気の人や物、出来事って集まりますよね?
グループでは似たような人が集まったり・・
似たようなお客様が続いたり・・
似たような出来事(事件や事故)が続いたり・・
日本の諺(ことわざ)にもあります。
「泣きっ面に蜂」・・・泣いているとまた蜂に刺されて泣くことが起きる。これは困っている状況や悲惨な状況においてさらに困り事や不幸・災難が舞い込んでくることを例えて言うことわざですね。
そう、これがまさに引き寄せの法則なんです。
これを、結婚を望んでいるあなたに当てはめると
ではこの引き寄せの法則を「結婚相手と出会いたい」と思っている、あなたに当てはめて見てみましょう。
結婚相手のいないあなたが、彼と出会うのを望む。
これは確かに間違いではないのです。
ここまではもちろんオッケーです。
しかし、「運命の彼と出会いたい!」とあなたを思わせている、本音が問題なのです。
その本音をしっかり観察してみると、
- 「まわりの目が気になるし、そろそろ私も結婚しないと・・(焦り)」
- 「早く親に孫の顔を見せて安心させてあげないと・・!(罪悪感)」
- 「なぜ私だけ彼ができないの・・!(怒り)」
- 「このあいだ結婚をした友人の◯◯ちゃんのことが羨ましい!・・(嫉妬)」
などの、ネガティブな想いばかりではありませんか?
そうであるなら、このネガティブな想いが、「運命の彼と出会いたい!」と、思うあなたの根本の感情です。
そしてこの根本の感情が、引き寄せの法則として働いたなら、何を引き寄せるでしょう?
当然また同じような感情を感じる、人、物、出来事ですね。
つまり、なかなか運命の彼と出会えないのは、あえて出会わないような人生を、自分で選んで引き寄せていたことになります。
よく自分の感情を点検しないで、ただやみくもに願うということは、自分の願いとは真逆の出来事を引き寄せる恐れがあるのです。
しかしここで気づいてほしいのは、あなたも「引き寄せの法則」を、普段から十分に使っていたということ。
であるなら、正しい使い方をマスターして、理想の人生を引き寄せる方向に使わなければ、もったいないですね!
次回は具体的な使い方をご説明したいと思います。
ただし、瞑想のように、心清らかに願えば叶う的なことばかりではありません。
この世は肉体をもった行動の場です。
必要な人、物、出来事を引き寄せるためには、現実レベルでの行動も必要になりますので。